Mr.卍の不定期更新日記

自己満足自分語りウチの子語りブログ

餅子の訃報と出会いの話

昨夜 我が家の家族 ミニウサギの餅子がお月様に帰りました

どうもみすたーです

 

しゃくれの記事の次に餅子を紹介しようと思っていた矢先のことなので残念でなりません

しかしお月様に帰っても我々の家族であることに変わりはありませんし こうやって文章に起こすことで私の心の整理にもなるかとブログを更新させていただいています

いつもならこの前置きもスラスラかけるのに どうにも言葉が出てきませんね

 

 

出会いは2018/12/5

前々からうさぎをお迎えしたいと思っていた私

私が産まれる前 母が真っ黒なネザーランドドワーフの男の子を飼っていました 名前は「プク」

 

写真にも残っていて 母 おば 祖母からプクの話をよく聞かされて育った為いつか私もうさぎをお迎えしたいと常々思っておりました

 

そして行きつけのペットショップに足を運び 私たちに親しく接してくれるそこのショップの店員さんとお話している最中 1羽のうさぎが治療から帰ってきたとのことでした その子が「餅子」

 

先天的に太もも付け根の関節が緩く脱臼しやすい子だったそうで その日もペットショップで脱臼しやっと帰ってきたとの事でした

 

すでに1歳を過ぎており ほぼずっと病院生活だったためにこの年齢までペットショップにいたそうです

 

ペットショップに戻って早々 わたしと旦那は一目惚れ アルビノの白いからだに真っ赤なお目目 そして手先と耳先にうすいグレーの模様

 

旦那「この子帰ってきてすぐみたいですけど お迎えできますか?」

 

店員さんは快くOKしてくれました

ただ脱臼から帰ってきてるのもあり 再発の恐れがあるので注意して見てあげてくださいとのことで我々もそれに同意

とっても可愛い女の子

 

うさぎを飼育したがってたことを知っていた旦那は

私への早めのクリスマスプレゼントと色々出してくれました

お会計の時「名前はどうする?」と聞かれたのですがその時には既に私の中で名前が決まっていたのです

真っ白な体に赤い目はまるで雪で作ったうさぎのようでお餅みたいにふわふわしていたことから「餅子」

 

餅子がやって来てからは賑やかだった我が家も一層賑やかになり念願叶ってのうさぎだったのでとても嬉しかった

チモシーもペレットも良く食べてよくピョコピョコ動き回る活発な子でした

本当によく動き回るものなので脱臼しないかヒヤヒヤしましたが そのような気配もなく毎日元気に過ごしていました

 

しかしある1月下旬 私と旦那が家を開けていた日帰ってくると餅子が両足をトイレの網の隙間にスッポリハマって抜けなくなってしまい震えていました

 

慌ててペンチで網を切り救出したのですが後ろ足をダランとさせて震えています

病院はこの時間どこもあいてないので朝イチに近所の病院に連れていったところレントゲンを撮ってわかったのが背骨の第6頚椎がポッキリ折れており下半身不随になってしまったということでした

足が挟まって抜けなくなってパニックで暴れた時に折れたのだろうとのこと そして伝えられた事

 

「この子は普通のウサギより長く生きられないかも知れません」

 

身動きが取れなくなって背骨が折れて不安で痛くて怖かったと思います

 

その日から餅子の介護生活が始まりました

下半身不随によりウンチオシッコは垂れ流しになりお尻周りはすぐドロドロに

毎日朝起きたら餅子をぬるま湯で優しく洗い しっかり乾かし ご飯はすぐ食べれるように餅子の近くに置いていました

しかし元々動き回る餅子 下半身不随にも関わらず足を引きずりながら安静のための小さなケース内でも移動しまくるため遂にお尻の皮がめくれ病院で頂いた消毒液を毎日付ける生活

それでも「餅子」と呼ぶと愛想良く反応してくれたことが本当に本当に救いでした

 

しかし2/28 

遅めに起床した私は餅子の元へ いつもの様に餅子のお尻を洗ってタオルで拭いてご褒美に小松菜を少し与えて餌を準備しケージに戻し 他の飼育してる子のメンテナンスを始めていました 時々様子を見ていたのですがいつもと変わらない愛想の良い餅子でした

そして夜 急に眠たくなって日付が変わる頃までガッツリ寝てしまい 目が覚めてすぐカエルやヤモリやヤスデ達のメンテナンス 

そして旦那の晩御飯の準備がまだだったと急いでお米を炊きおかずを作りバタバタしていると旦那が帰宅

 

おかえりー!!と変わらず一通りお喋りした後旦那が餅子の様子を見て顔色が変わりました

 

「餅子が…………」

 

信じられませんでした 目の前がグルグルして頭は真っ白  あの子は動き疲れて寝てるだけだと信じたかった  

 

ベッドの上に寝かされた餅子をみて 認めざるをえませんでした

餅子はお月様に帰ってしまった

 

いつ逝ってしまったんだろう 私が眠ってしまってる間?それか晩御飯を作ってる間?

 

考えたって餅子は帰ってきません  自宅にいながらあの子の最期を看取れなかった 長生きさせてあげられなかった まだうちに来て半年も経っていなかった

まだまだ生きることが出来たはずなのにごめんなさい餅子

ただ餅子が来てくれた日からお月様に帰った日まで とても短い間だったけど本当に幸せでした

餅子が最初のウサギで良かった 可愛い餅子

 

餅子に対しては本当に申し訳なさでいっぱいでもっともっとあの子にしてやれることがあったんじゃないかと思います でも同時にあの子にしてあげられるだけの事はやってきたしやってこれたとも思います

 

昨夜逝ってしまったばかりなのでまだとても悲しいですが 前置きに書いた通り文字に起こすことで少しだけ落ち着いたように思います

稚拙な長い文章でしたがここまで読んでくださりありがとうございます

 

最後に餅子をお迎えしたショップの店員さん Twitterで餅子可愛いねと優しいお言葉をくださったフォロワー様本当にありがとうございました


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